巨人は開幕投手で唯一勝利なく防御率もワースト…助っ人投手壊滅で海外スカウト戦々恐々
5度目の正直もならなかった。
試合前まで4試合に先発し、0勝3敗、防御率4.29だった巨人の開幕投手、タイラー・ビーディ(29=前パイレーツ)が、30日の広島戦に先発。初回に松山の内野安打で先制を許すと、二回には上本にソロ本塁打、1-2の三回には秋山にバックスクリーン左へ叩き込まれた。四回2死満塁のピンチを招いたところで、原監督に交代を告げられた。
【写真】この記事の関連写真を見る(12枚)
中8日で臨んだものの、4回途中8安打5失点でKO。自身4連敗となったビーディの防御率は5.47に悪化した。巨人の新外国人投手でデビュー4連敗は初。12球団の開幕投手で唯一勝ち星がなく、巨人の開幕投手が5試合目まで未勝利なのは、1974年の高橋一三以来49年ぶりとなるなど負の記録のオンパレードである。巨人のチーム防御率3.90は12球団ワーストだ。