巨人は開幕投手で唯一勝利なく防御率もワースト…助っ人投手壊滅で海外スカウト戦々恐々
巨人は昨オフ、デラロサ、アンドリース、C・C・メルセデス、ビエイラ、クロール、シューメーカーの助っ人6投手を自由契約とした。
さらにFA補強を行わなかったこともあり、山ほど外国人投手をかき集めた。ただ、補強組ではメンデスが勝ち星のないまま故障で離脱。リリーフのロペスも未勝利で二軍生活を余儀なくされている。3勝1敗のグリフィンにしても、防御率は3.33(リーグ12位)と決して良くはない。
さる球界関係者がこう言った。
「春のキャンプから新助っ人勢の評判は上々で3人が開幕ローテ入り。リリーフのロペスも開幕一軍メンバーに入った。新助っ人投手への依存度は高かったが、グリフィン以外は壊滅状態。巨人は昔から『外国人選手が当たらない』といわれるけど、近年もマイコラス(2015~17年在籍)以降は野手も含めて外れが多い。原監督はスカウトに対する不満をあらわにしている」
阿波野投手チーフコーチは「もう一回立て直さなきゃいけないなというところ」とビーディの二軍再調整を示唆した。原監督に詰め腹を切らされそうな海外スカウトは戦々恐々だろう。