大谷翔平はエ軍17連戦を“完走” 過酷日程とカラダの酷使を乗り切ったウラに「手抜き調整」

公開日: 更新日:

 食事もすごい。血液検査をして自分に合った食べ物を摂取。例えば試合前は白米とゆで卵と野菜しか食べないとか。パスタも塩だけで食べるといわれる。トレーニングのプランを犠牲にしたり、自分のペースを乱してまで好きな食べ物を食べたいという欲もないようだ。かつて日刊ゲンダイのインタビューでは「(自分のペースを)乱されるのも嫌いですし、そこまでして好きなものを食べたいなとも思いませんし。そういう感じで食事はしていませんので。そういう欲みたいなものも出てこないのかなと思います」と答えている。

 そうやって睡眠と食事に異常なほど気を使ううえ、練習中は肘付近に機器を取り付けて疲労度をチェックしている。体調管理を徹底しながら、「力を抜くところは抜いている」と、さる放送関係者がこう言った。

「本人自ら調整途上と言っていたWBCでは、大会中に164キロを2度もマーク。いくらなんでも開幕前からエンジンを吹かし過ぎじゃないかと思っていたら、登板前や登板間のブルペンでは、ほとんどキャッチボールに毛が生えた程度の球しか投げずに力をセーブしていたというのです。それでも球速は140キロに届くか届かないかだったといいますが、160キロを投げる大谷にしてみれば、かなり抑えて投げていたのでしょう。シーズン中も、おそらく同様。例えば登板日は打撃練習をやらないように、自分なりに過度の疲労をためないようにうまく調整していますよ」

 とはいえ、17連戦を野手として完走しただけでなく、投手として3回も先発している。“手抜き調整”でシーズンを乗り切れるのか、心配ではある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    悠仁さま「進学に向けた勉学の大切な時期」でも続く秋篠宮家と宮内庁の軋轢

  2. 2

    初V京都国際の《正体》と《左腕王国の秘密》…野球部“以外”の男子生徒わずか12人

  3. 3

    山陰まで及ぶ大阪桐蔭・西谷監督のスカウト活動範囲…《最新車で乗り付けてきた》の声も

  4. 4

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  5. 5

    目黒蓮をCMに再起用したコーセーにSnow Manファン大暴走 佐久間大介も別問題でファンに苦言

  1. 6

    「Snow Man=めめ以外は演技下手」定着のリスク…旧ジャニのマルチ売りに見えてきた限界

  2. 7

    もはや任意じゃなくて強制…12月2日のマイナ保険証一本化に向けて強まる国民への包囲網

  3. 8

    離職後、定年後は何をしたい? 第2位「まだ考えていない」…では第1位は?

  4. 9

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  5. 10

    "キムタク神話崩壊"へ秒読み…通算3作目ソロアルバムが1stから56%ダウンの惨憺