大商大の両腕2人、東洋大のドクターK…今秋ドラ1位候補 即戦力大学生投手3人の武器と課題

公開日: 更新日:

上田大河(大商大)ズドンと重い154キロ本格派

 182センチ、84キロ。先月16日の龍谷大戦で最速154キロをマークした本格派右腕だ。在京球団の関西担当スカウトがこう言った。

「ドッシリタイプ。馬力があって完投能力がある。ズドンという重いストレートが武器。スライダーもいい。高校時代(大商大高)から大阪ナンバーワン右腕として有名で、履正社の井上(現阪神)から3三振を奪うなど注目されていた。早くから大商大への進学を表明していなければ、高校時代でもプロから指名されていた投手。この春はまだ調子が上がってこないが、大学では1年秋から投げていて順調にきています」

 課題はあるか。

「即戦力として1位入団を目指すなら、先発ローテに入れるかというのが目安。まだコントロールがアバウトで、球にバラつきがある。シュート回転する球もあるので、細部を詰める必要があります」(前出のスカウト)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…