阪神に屈辱の3タテ、それでも巨人ファン納得のワケ…「借金1」で“鬼門”の交流戦に突入
最悪ムードの中、鬼門のセ・パ交流戦に突入することになった。
巨人が28日の阪神戦に敗れて3連敗。勝敗を分けたのは、この日も継投ミスだった。
「初戦は6回無失点の先発・横川を代えた直後の七回に2番手の鈴木が2失点。2戦目は逆に無失点の先発グリフィンを七回まで引っ張って3失点とつかまった。単純に継投失敗と責められないとはいえ、打つ手が裏目に出ているのは確か。この日も5回1失点と好投していた松井颯を代え、継投勝負に出たらリリーフ陣が七回に3失点ですからね。秋広に同点本塁打が飛び出した直後の炎上ですから、チームとしてはガクッとくる。最低でも勝率を5割に戻して交流戦を迎えるのが首脳陣の目論見でしたが、阪神に同一カード3連敗を食らって借金1。リリーフの不安が再び表面化しての交流戦ですから、原監督も頭が痛いと思う」(巨人OB)
■パ上位球団との対戦が続く
交流戦での巨人は、昨年までの7年間(中止になった2020年を除く)で、勝ち越したのは11勝7敗で3位になった19年のみ。昨年も8勝10敗で借金を増やすだけの結果になった。