阪神・才木浩人の“肘痛地獄”を救った「TJ手術」ロッテ朗希との投げ合い制し岡田監督も賛辞
■ロッテ打線をわずか101球で料理
懸命なリハビリを経て昨季、3年ぶりの白星を挙げ、復活を遂げた。今季は開幕ローテ入りを果たすと、4日のロッテ戦では「令和の怪物」佐々木朗希との投げ合いを制し、自身初の9回完封勝利で4勝目(3敗)をマークした。被安打3、自己最多の12奪三振の圧巻の内容でロッテ打線をわずか101球で料理した。
「自分の仕事をしっかりやることだけを考えていました」
お立ち台でこう言って胸を張った右腕に、岡田監督は「ゼロに抑えようという気持ちが伝わってきた。悪い時の修正ポイントも分かっている。さすがですね」と賛辞を送った。
右肘痛との長く苦しい戦いを乗り越えた右腕。チームの18年ぶりの優勝に、なくてはならない存在になった。