巨人9年ぶり交流戦V消滅もリリーフ起用に変化…それでも原監督vs投手コーチせめぎ合いは続く

公開日: 更新日:

交流戦ではリリーフ陣の2連投すら減る

「交流戦に入ってから、特にリリーフ陣の起用が明らかに変わりました。交流戦前に投手コーチが原監督と話し合いの場を持ったと聞いています。勝ちパターンも負けパターンも関係なしに投手をつぎ込む5月までのやり方では、とてもじゃないがシーズンの最後まで持たない。投手コーチが運用の見直しを求めるのも当然です。交流戦ではリリーフ陣の2連投すら減った。それで投手に肉体的にも精神的にも余裕が出てきたのは確かでしょう」(マスコミ関係者)

 ただ、原監督が完全に“改心”したわけではなさそうだ。交流戦に入ってからも、高梨や大江、大勢が3連投を強いられている。抑えの大勢は仕方がないにせよ、4連投もあった高梨は、ここ9試合で7登板と相変わらずの酷使である。

 やっと投打の歯車が噛み合い始めた巨人だが、ベンチでは原監督と投手コーチのせめぎ合いがまだまだ続きそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動