来夏パリ五輪は地獄の熱波 陸連は「第2の鈴木雄介」を懸念…19年に競歩初の金も疲労2年抜けず

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「その後は体調不良が続き、東京五輪も昨年の世界陸上の代表も辞退した。検査を受けても原因はわからないというが、深夜に行われた酷暑のレースで大きなダメージを受けたことは間違いない。日本の男子競歩陣は東京五輪でも池田(向希)と山西(利和)が銀と銅を獲得。暑さ対策がうまくいったが、ドーハほど厳しい条件ではなかった。陸連はパリ五輪で第2の鈴木を出すわけにはいきません」(前出関係者)

 15年、「世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて1.5度に抑える努力をする」ために採択されたのが「パリ協定」だ。猛暑のパリで死人や選手生命を絶たれる者を出すわけにはいかない。

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