プロ7年目で初球宴の山崎颯一郎、アイドル路線で“オリ姫”の心をわしづかみ! 主催試合観客動員数も増加
7月19日に行われた「マイナビオールスターゲーム2023」第1戦で、6回からマウンドに上がって1回無失点に抑えたオリックス・山崎颯一郎投手(25)。プロ7年目にして初のオールスター出場を果たしたのは、ファン投票で“山崎推し”の女性が急増したためだともっぱらだ。
今年3月のWBCで日本が優勝してから数カ月経った今、野球熱を冷まさないようにどの球団もファン獲得のため奮闘中。12球団ある中で1番ファンの数が多いのは巨人や阪神だが、ひときわユニークな戦略で観客動員数を伸ばしているのが大阪に本拠地を置くオリックス・バファローズだ。
オリックスは、イケメン選手をアイドル化する戦略で、女性ファンである通称“オリ姫”の獲得に奮闘している。どの球団も女性客を呼び込むために、レディースデーを毎年開催しているが、オリックスの場合はちょっと変わっている。
10年前からコンセプトを決め、オリ姫向けのイベントを開催。2020年はサクラをモチーフに会場を華やかに演出する<エレガンス>、2021年には選手扮するイケメンカフェ店員がオリ姫をもてなすコンセプトの<CAFE de BUFFALOES〉、2022年は、選手のいつもとは違うシチュエーションや姿にキュンとさせるコンセプトの<アウトドア>、今年は選手を<アイドル>に見立てるコンセプトだった。年々オリ姫のハートをイケメン選手が掴みにいくコンセプトが目立っている。