日大アメフト部「薬物疑惑」で林真理子理事長“蚊帳の外”? 就任1年でも腐った体質変わらず

公開日: 更新日:

先月「膿は出し切った」と話していたが…

 林理事長は薬物疑惑について「7月、保護者からの手紙で知った」と明かしたが、それが事実なら、大学が6月末、大がかりな聞き取り調査を行っていたことさえ、知らされていなかったのか。

 日大関係者がこう言う。

「職員は皆、薬物が見つかったことを知っていたのに、理事長だけ知らなかったのでしょうか。田中英寿元理事長時代は、総務、財務、人事、管財を4人の常務理事が担当していましたが、今は2人の常務理事が兼務して4部門を担当している。そのため業務が滞り、混乱を招くこともあった。林理事長に正確な情報が上がっていない可能性も十分考えられます。就任当初から、『一部の側近職員の意向に左右されかねない』という危惧もあった」

 林理事長は先月、就任1年の会見で、「後始末に明け暮れる1年だった。すべての膿を出し切った」と語っていたが、一度腐った体質を変えるのは容易ではない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇