羽生結弦の結婚発表が《神対応》と絶賛されるワケ 徹底した情報管理とファンへの深い配慮
■“ファンファースト”の事前報告
一方でこの電撃発表について、「さすが世界の羽生結弦、見事な“神対応”」と絶賛する声もある。長年、報道に携わっているNHK関係者だ。
「羽生さんは自身がアイドル的存在であることをしっかり自覚していることがわかります。今回のツイッター上の発表文には『入籍する運びとなりました』という文面で、あくまでもファンに対し事前報告しているんです。そして、お相手の情報は一切公開せず、概ねファンへの感謝の気持ちとスケートへの情熱を書き記した内容でした。“ファンファースト”は往年のトップアイドルの間で使われた言葉ですが、アイドルであるからにはいつもまず第一にファン心理に配慮すること。今回、羽生さんはメディアを通じた発表でもなければ、ファンに直接伝わるSNSを通じて、どの程度の時差かはわかりませんが、少なくとも婚姻届を提出する前に報告をした形をとっています。お相手の情報はなるべく伏せるというのも相手が有名人でない限りアイドルの鉄則です。それでも“羽生ロス”を声高に叫ぶ人もいますが、やはり彼の配慮に救われている人も多いようです」