文星芸大付・高根沢監督を直撃、作新学院破り甲子園！「年収？ 好きじゃなければできないくらいです」

文星芸大付の高根沢力監督（Ｃ）日刊ゲンダイ

　一昨年まで夏の県大会を10連覇した作新学院を破り、16年ぶりに甲子園切符を勝ち取った文星芸大付。同校OBで2018年から指揮を執る高根沢力監督（49）は学校の事務職員。いわゆる“請負監督”に選手集めや年収などを聞いた。

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　──県大会決勝で作新学院を打ち破りました。勝因は？

「作新学院さんを追い抜いてやろう、追いつくのは何年かかるんだろうと考えていましたが、今回はチームに面白い子がそろっていました。それがかみ合って、勝てたのだと思います」

　──その中でもキーマンは？

「キャッチャーの黒崎翔太（3年）です。肩が強く、刺殺もできて、作新学院さんの強みである走塁を殺すことができたのは本当に大きかったです」

■目をつけた選手は大体、作新学院さんに

　──栃木県では作新学院にいい選手が流れていくことが多いと思うのですが。