今秋ドラフトで“上位”指名の有力視、球団スカウトの評価を上げた「甲子園球児3人」の名前
投手で特に株が急上昇したのは「神村学園(鹿児島)の左腕・黒木陽琉です」と、別のパ球団スカウトがこう話す。
「直球の球速は140キロ前後ですが、柔らかい腕の振りで球にキレがあり、ベース際でよく伸びる。打者にとって見た目以上に速く感じるはずです。市和歌山との2回戦と、おかやま山陽との準々決勝はピンチの場面(2死満塁と2死一、二塁)で登板し、いずれも火消しに成功したのは高評価。制球力もそこそこ良く、積極的にインコースに投げ込んでいます。プロ志望届を出せばドラフト4位に入ってくるかもしれない」
2カ月後のドラフトが楽しみだ。