巨人・中田翔はFA移籍を視野に熟考中…「興味を示しそうな球団」と「本命とウワサの球団」
出るか、残るか──。巨人の中田翔(34)が熟考しているという。
昨オフに年俸3億円の3年契約を結んだが、1年ごとに契約を見直すオプション付きとされ、取得済みの海外FA権の行使が可能。5日付の「スポーツ報知」も<国内移籍を熟考>とし、<出場機会を求め、移籍を目指す可能性は十分にある>と報じている。
「勇人(坂本=34)の三塁転向が実現し、中田が守った一塁には主砲の岡本(和真=27)が移る。来季、中田の出番が激減するのは明らかです。実際、今季も坂本が三塁に回った9月以降、スタメン落ちが続き、最後は二軍で今季を終えた。日本ハム時代の2021年に起こした同僚選手への暴行事件の直後に無償トレードで拾ってもらった巨人に恩義はあっても、代打要員に格下げされるのが分かり切っている現状では移籍を考えるのは当然。今季92試合出場で15本塁打(打率.255、37打点)をマークし、本人はまだまだやれると思っていますから」(チーム関係者)
FA移籍となれば、3億円の高額年俸と人的補償が生じるBランクという立場がネックになるものの、本人は獲得球団の事情を考慮して年俸の大幅ダウンものむ覚悟だとか。だとすれば、興味を示すソフトバンク、楽天のほか、長距離砲が“ノドから手”の中日あたりも選択肢に入る。