オリ山本由伸“争奪戦”スタートラインは5年225億円! 京セラDネット裏はメジャー各球団の思惑錯綜

公開日: 更新日:

「メジャーのほとんどの球団が獲得に名乗りを上げるのではないか」

 こう言うのはア・リーグのスカウト。18日、パのCSファイナルステージ第1戦に先発、オフにポスティングシステムによるメジャー挑戦が確実視される山本由伸(25=オリックス)に関してだ。

 この日の京セラドームのネット裏にはヤンキース、ドジャース、メッツ、カージナルス、ジャイアンツ、パドレス、フィリーズなど9球団のスカウトやフロント幹部の姿があった。ジャイアンツは2021年の年間最優秀エグゼクティブで、以前から山本の獲得を示唆していたザイディ編成本部長が視察した。

 米CBSスポーツ(電子版)は9月30日、オフにFAとなる選手のトップ25を掲載。山本は、1位の大谷翔平(29=エンゼルス)に続く2位にランクインした。前出のスカウトがこう言う。

「今年のFA市場の先発は、不作を通り越して凶作。1位の大谷は右肘の手術で来季、投げられないため、山本は実質FAのナンバーワン投手という位置付けです。年俸3000万ドル(約45億円)の5年契約、総額1億5000万ドル(約225億円)がスタートラインになる。そこからマネーゲームに発展する可能性が高い。ほとんどの球団は先発2番手クラスの投手に対して、それくらいの金額をつぎ込める資金力がありますからね。ただし、争奪戦に加わる球団が多ければ多いほど、金額は膨れ上がる。場合によっては20球団以上が参戦するでしょうから、最終的には金満球団が有利ではないか」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 2

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 3

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  4. 4

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  5. 5

    「クスリのアオキ」は売上高の5割がフード…新規出店に加え地場スーパーのM&Aで規模拡大

  1. 6

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  2. 7

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  3. 8

    189cmの阿部寛「キャスター」が好発進 日本も男女高身長俳優がドラマを席巻する時代に

  4. 9

    PL学園の選手はなぜ胸に手を当て、なんとつぶやいていたのか…強力打線と強靭メンタルの秘密

  5. 10

    悪質犯罪で逮捕!大商大・冨山監督の素性と大学球界の闇…中古車販売、犬のブリーダー、一口馬主