日大教職員も愕然…林理事長が会見で言い放った「ひと言」、全身プラダ動画には“そんなことをしている場合か”

公開日: 更新日:

 日大林真理子理事長が窮地に立たされている。

 先月31日の第三者委員会による会見では「引導」こそ渡されなかったものの、委員たちからは理事長としての「資質」を問う声が相次いだ。アメフト部の違法薬物事件の責任問題を巡り、沢田康広副学長との確執がこのまま続くようなら、「日大は再生できない」(綿引万里子委員長)とダメ出しされてしまった。「身内」である幹部教職員からも、批判の声が上がっている。

「林理事長の『スポーツには遠慮があった』という言葉を聞いた時、『この人は本気で改革をする気がなかったんだ』と愕然としました。作家という言葉をなりわいにする仕事をしながら、言葉の重みがまったく分かっていない。『古い体質を変えたい』と言っていたのに、それくらいにしか思っていないんだと、ショックでした」(幹部職員)

 職員が指摘した発言は8月8日、2時間に及ぶ記者会見の終盤に飛び出した。「どこに問題があったのか?」と聞かれた林理事長は「スポーツには遠慮があった。組織が分からないし、昔からいる監督、コーチもよく知りませんし、グラウンドに行く機会もない。そういうことは教学に任せるべきだと思っていた。一番重たい問題を抱えていたのは、スポーツの分野だったと皆さまの質問から認識した」と、答えたのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された