巨人ウォーカーとソフトバンク高橋礼&泉圭輔の1対2トレード合意 弱点強化の思惑一致
新監督が就任した巨人とソフトバンクが早々と補強に動いた。巨人のアダム・ウォーカー(32)と、ソフトバンク・高橋礼(28)、泉圭輔(26)の両右腕との1対2の交換トレードが5日までにまとまった。近日中にも両球団から発表される見込み。
今季、リリーフ陣の防御率3.81で2年連続リーグワーストだった巨人は救援投手の補強が課題。一方、ソフトバンクは今季、加入した助っ人選手が揃って期待外れに終わり、右打ちの長距離砲が手薄だった。ウイークポイントを強化したい両球団の思惑が一致した。
巨人に移籍する高橋は球界で希少なサブマリンで、2019年には12勝を挙げて新人王を受賞。泉は主に中継ぎで通算118試合に登板し、3勝5敗、防御率3.00。