【ボートレース】真中満さん(下)プロ野球のように、いきなり10勝とかの大型新人が現れないところがボートのすごさ

公開日: 更新日:

 あともう一つ、野球界とボートレース界で決定的に違うなと僕が思っているのは、野球の世界では大学から鳴り物入りで入ってきていきなり十何勝もしたり、バッターなら1年目からクリーンアップを打ってレギュラーでバリバリやる選手も珍しくないのに、ボートレース界ではそんな選手が出てくることはほとんどあり得ないということ。デビューして1年も2年も勝てない選手がざらにいるのが現実で、新人のB2級の選手がA1級の選手に勝つのはまずあり得ません。それだけ経験が大事なスポーツで、しっかり積み上げていかないとやっていけない世界なんだなということを痛感しています。

 今、ボートレースでは女子戦が大人気ですね。僕もここ3年くらいは興味を持って見るようになりました。去年の3月、女性レーサーで初めてSGレースで優勝を果たした遠藤エミさんとか、一時に比べると男子レーサーに交ざって互角に戦える女子が増えてきました。他のスポーツは男女別でやることがほとんどという中でボートはもちろん体重差はありますが、それ以外はエンジンやボートなどレースの条件は全て同じで戦います。いかにして女子が男子を破るのか、そんなところに注目するのもボートの魅力になっているのかもしれません。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース