西武・髙橋光成が8500万円増の2億6500万円で更改 シブチン球団が大盤振る舞いしたウラ
一気にハネ上がった。
5日、西武の髙橋光成(26)が契約更改交渉に臨み、8500万円増の2億6500万円でサインした。今季は3年連続となる2ケタ10勝(8敗)をマーク。防御率はリーグ2位の2.21だった。エース級の働きをしたとはいえ、チームはBクラスの5位に低迷。シブチンと評判の西武にしてみれば、大盤振る舞いといっていい。「かねて髙橋が希望しているポスティングによるメジャー挑戦の影響がある」とは、某球団OB。
■ポスティング移籍容認の可能性も
「FA権取得は早くても26年オフ。本来なら5000万円増の2億3000万円程度が妥当といえます。ただ、髙橋は昨オフに続き、今オフも球団にポスティング移籍を直訴した。9年間在籍して通算65勝をマーク。そもそも球団はポスティングに寛容だから、それこそチームが優勝していればゴーサインが出たでしょう。ただ、球団は松井監督2年目の来季、是が非でもAクラス入りしたい。増額分を上積みすることで、メジャー移籍がかなわなかった髙橋のモチベーション低下を避けたいのではないか。あるいは、来オフのポスティング移籍を容認した可能性もあります」
大幅昇給で髙橋のモチベーションが上がり、来季15勝でもしようものなら安いものか。