「和田毅プロテクト漏れ」だけじゃない!ソフトBフロント“大暴走”に現場は辟易…V奪還に暗雲
昨年は80億円補強が実らず3位に沈んだばかりか、6月にはオフにクビにしたデスパイネと再契約と迷走した。
■練習メニュー作成にも介入
球団OBは「フロントの暴走が目立ちます」と、こう続ける。
「今オフの秋季キャンプもそうです。投手は二軍施設のある筑後、野手は宮崎県で分かれた分離キャンプだったが、練習メニューはフロント主導の下、球団のアナリストなどが作成。首脳陣はほとんど関われなかったそうです。あるコーチは『誰が作ろうがちゃんとしたメニューならいいけど、こんな甘い練習では伸びる選手も伸びない』と嘆いていました」
このOBがさらにこう言う。
「球団に長く勤め、いわゆる『上に物申せる』スタッフなどは、有能であっても次々にクビを切られたり、異動となる。ある部署ではそれまでいたベテランが切られ、経験の浅い人物がメインに抜擢された。フロントや他球団OBからの評判がいいとはいえ、仕事ぶりは未知数なのが心配です」
そういえば、和田も「物申す」選手のひとり。今オフの契約更改では「一生懸命やってるとは思うけど、まだ物足りない」と、若手にダメ出し。「僕は育成選手はプロ野球選手とは思っていない。少し厳しい言い方になるが、ユニホームを着てプレーするのは贅沢」と、厳しい言葉を発していた。そんな和田をフロントが煙たがっていたとすれば……。