元大関・栃ノ心が故国ジョージアの妻と離婚し日本人と再婚! 1男誕生も明かす
1歳上の日本人女性と再婚
ゆくゆくはジョージアを拠点に、日本と往復しながら事業を行う予定?
「いえ、ずっと日本に住みます。日本の方が長くなったし、日本の“人”が好きですよ。もちろん、相撲協会を離れても、親方やおかみさんとの関係はずっと続けていきます」
では、ジョージア人の夫人と長女が日本へ?
「実は、5年前に離婚しました。なかなか会えず、いろいろあって、奥さんと仲が悪くなりました。娘とはこれまで2回しか会っていません。コロナもあり、去年の秋、4年半ぶりに帰国したけど、会わせてもらえなかった」
いやはや、驚きの連続。しかし、離婚から5年、すでに再婚している……?
「はい。相手は1歳上の日本人。やさしい人で支えてくれる。会社も2人でやっています。去年4月に男の子が生まれ、おじいちゃんからとって、ハレバと名付けました。かわいいね(笑)! 将来は、何かスポーツをやってほしいと思っています」
ハレバ君は生後8カ月時点で身長78センチ、体重12キロのビッグベビーだとか。
さて、欧州ジョージアで柔道など格闘技の選手だった栃ノ心さん(本名・レヴァニ・ゴルガゼ)は、2006年、春日野部屋に入門し初土俵を踏んだ。急スピードで昇進し、翌07年に十両に。ところが、13年に右膝前十字靱帯損傷など大ケガを負った。3場所連続休場し幕下へ。そこから見事復活し、18年に幕内最高優勝。大関昇進を果たし、多くのファンの胸を熱くした。
「優勝した1月場所は、11日目ぐらいから『もしかしたら』と、だんだん優勝を意識しました。いつも通りが大事だから、大好きな任侠ドラマ・映画『日本統一』シリーズを見て、余計なことを考えないようにしていました(笑)。これからは初めて日本に来た頃の気持ちに戻って、前向きに新しい人生を始めたい。不安もありますが、がんばります」
都内のマンションに夫人と長男、プードル、ウルフドッグの3人と2匹で暮らす。
(取材・文=中野裕子)