不祥事続出で財政危機…桃田賢斗をいまだ「客寄せパンダ」にするバドミントン協会の前途多難
「全国的に見ても彼の存在は非常に大きい。やはり全国どの大会でも、桃田選手が出ると非常にたくさんのファンが、他の選手以上に集まってこられる。そういう彼の魅力というものに期待をしながら、このチームを編成しました」
確かに、桃田の知名度は抜群。過去には闇カジノ問題、女性スキャンダルを起こしているとはいえ、不祥事続き&財政危機にあるバドミントン協会にとってはこれ以上ない「ドル箱」になるだろう。だが、現在ジャカルタで行われているインドネシアマスターズで桃田はまさかの初戦負け。不安要素も多い。
今夏にパリ五輪が迫る中、バドミントン協会の再建は間に合うのだろうか。
◇ ◇ ◇
関連記事【もっと読む】…では、日本代表チームのスポンサーであるダイハツが引き起こした「人命に関わる前代未聞の大規模不正」について、日本バドミントン協会を直撃している。バドミントン協会は冠スポンサーの不祥事をどう受け止めているのか、必読だ。その他、関連記事にはこれまで協会が起こしてきた不祥事をまとめている。