大谷翔平の住まいは「ドジャースタジアムのスイートルーム」というファンの声

公開日: 更新日:

 大谷は2017年に海を渡るまで、千葉県鎌ケ谷市内にある日本ハムの寮で暮らしていた。昼夜を問わず隣接するグラウンド、室内練習場、トレーニング施設を使えるし、何より食事の心配もいらない。日本人メジャーリーガーの多くは高級マンションに住んだり、所帯を持ったり、それなりの生活基盤を築いてから米球界入りしているが、寮からメジャー入りした選手となると大谷くらいではないか。エンゼルスにいた6年間、ニューヨーク遠征では球場とホテル以外にいたことがないというほど。とにかく人より速い球を投げ、人より打球を遠くに飛ばすことに特化して生活しているのだ。

 そんな大谷がプロスポーツ史上最大、10年総額1000億円超で新たにドジャースと契約。金額のほとんどを後払いにして、その分をチームの補強費に回してほしいと勝利にこだわっている。

 今季は右肘手術明けで打者に専念するしかないとはいえ、「プロスポーツ界で最も稼ぐ男」にかかる責任やプレッシャーの大きさは、これまでの比ではない。

 右肘手術から3カ月が経過した先月中旬の入団会見では「打撃の方はすでに素振りを始めている。おおむね予定通り。若干、早いくらいの感じで来ているので、開幕には十分、間に合うと思う」と、やる気満々で話した。その入団会見直後からドジャースタジアムでのトレーニングを欠かさないのだから、「大谷は球場のスイートルームに住んでいる」という冗談が、あながち冗談に聞こえなくなってくる――。

 ◇  ◇  ◇

関連記事【前回を読む】…では、ドジャースのライバル球団であるジャイアンツ戦が、大谷にとっていかに「危険」なのか、詳しく報じている。ただでさえ与死球が多いチームであることに加え、敵地で飛んでくるのはブーイングだけではなく……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  3. 3

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 4

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  5. 5

    マイナ保険証「期限切れ」迫る1580万件…不親切な「電子証明書5年更新」で資格無効多発の恐れ

  1. 6

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  2. 7

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  3. 8

    Mrs.GREEN APPLEのアイドル化が止まらない…熱愛報道と俳優業加速で新旧ファンが対立も

  4. 9

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  5. 10

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差