日本ハム清宮幸太郎またまた開幕前に故障のナゼ…貪欲さは向上も決定的に「足りない」もの
またか……。
日本ハムの清宮幸太郎(24)が、2月1日からの春季キャンプに備えて沖縄・名護で行っているチームの先乗り自主トレで、左足を負傷。全体アップ後にグラウンドに倒れ込み、左の膝下あたりを押さえてうずくまったというのだ。
「足を引きずりながら、そのまま練習を切り上げたといいますから、心配です。それにしても、清宮はこの時期の故障、アクシデントが多い。入団1年目の右手母指基節骨骨挫傷、腹膜炎での入院に始まり、2年目も不慮の事故とはいえ、オープン戦でファウルを打った際に右手の有鈎骨を骨折。昨年は開幕直後に左脇腹を痛めて登録抹消された。準備不足を指摘されても仕方ありません」(球団OB)
7年目を迎えた清宮は昨年12月に米国のトレーニング施設で武者修行。帰国後は二軍施設の鎌ケ谷で精力的にトレーニングを積み、特に瞬発系のトレーニングを重点的に行っていたという。
「練習量が少ないとか、取り組みが甘いとか、これまでいろいろと言われてはきましたが、さすがに練習に対する貪欲さは出てきました。ただ、まだまだ自覚が足りないところはある。もともと両膝が内側に入るX脚で、特に膝まわりの故障リスクが高い。人一倍、コンディションには気を配らなければいけないのに、シーズン中も試合前のシートノックが始まる直前まで食事をしていて、コーチから注意されるようなところがあるのです。まだ自分の体を理解していないというか、準備にも確固たるものが出来上がっていない」(同)