日本で佐々木朗希の「完成形」は見られない!? 本人が怯える大谷翔平の二の舞
佐々木もマイナー契約を結べば、同郷・岩手の先輩の後を追うことになる。
米球界に詳しいジャーナリストは言う。
「しかしその大谷は移籍1年目の6月にいきなり右肘を故障、9月に復帰登板を果たすも、同年オフにトミー・ジョン手術に追い込まれ、昨年9月にも2度目の手術を受けた。大谷以外にも、若くしてメジャーデビューして投げ続けた結果、早期の故障、手術に追い込まれた投手は少なくない。
09年ドラフトで、史上最高の投手といわれてナショナルズから全体1位で指名されたスティーブン・ストラスバーグも、1年目の22歳でメジャーデビューを果たすも、12試合に登板、68イニングを投げただけで右肘靱帯を断裂。トミー・ジョン手術を受けています。佐々木も日本では肩肘の消耗を減らしておくに越したことはありません」
入団2年目の12年、23歳でメジャーデビューし、10試合登板で3勝したマット・ハービー(メッツ=当時)は翌13年、26試合、178回3分の1を投げ、9勝目を挙げた8月に右肘靱帯を部分断裂。同年オフにトミー・ジョン手術に追い込まれた。