阪神・大山悠輔「4年16億円」争奪戦勃発に現実味…評価を押し上げた「目に見える数字」以上の価値
大山は昨オフの契約更改で複数年契約を提示されたものの、これを固辞。1億5000万円増の2億8000万円で単年契約を結んだ。更改後には「良い条件を提示してもらいましたけど、単年で勝負させてもらうことになった。FAは取得してから考えたい」と話すなど、条件の上積みを望んでいるとみられる。
「昨オフ、阪神が大山に提示した条件は2~3年程度だと聞いています。現在29歳の大山がFA権を行使すれば、4年16億円規模の争奪戦に発展するのは必至。大山が阪神の提示額をどう受け止めているか、気になります。2016年のドラフト1位で阪神入りした時は当時の金本監督によるサプライズ指名だったこともあって『1位の価値はあるの?』『3位で取れたんじゃないの?』などと批判の声が飛び交い、本人も相当、心を痛めたと聞いている。阪神の4番、阪神のドラ1という大きな重圧を一身に背負ってきただけに、そうした部分まで阪神がきちんと評価するのかどうか。大山は関東の茨城県出身ですから、在京志向の有無も含めて、動向を追うことになります」(同)
仮に大山が手を挙げた場合、獲得に乗り出す球団はどこか――。(つづく)
◇ ◇ ◇
●関連記事【続きを読む】…では、大山争奪戦に乗り出すと予想される球団について、チーム事情の観点などからも詳しく報じている。