大谷4年連続球宴出場はイッペイ騒動“同情票”頼み…打率以外では強力ライバルから大きな後れ
米大リーグのオールスターゲーム(日本時間7月17日=テキサス州アーリントン)の出場選手を決めるファン投票が6日に始まった。
ファン投票の対象は野手だけで日本勢ではドジャース・大谷翔平(29)、カブス・鈴木誠也(29)、レッドソックス・吉田正尚(30)の3人がエントリーされた。
ファン投票は2段階にわたって行われ、各リーグでそれぞれ最多の票を得た選手のスタメン出場が決定。第1弾の投票で各ポジションの上位2人(外野手6人)が、スタメン出場を決める最終投票に進む。各リーグの控え選手、投手は選手間投票とコミッショナー推薦で選出される。
大谷は昨季、開幕から本塁打を量産し、初めてア・リーグ最多得票となり3年連続出場を決めたが、今季は微妙な状況だ。
5日現在、大谷は打率.321(ナ・リーグ3位)、14本塁打(同2位タイ)、38打点(同7位タイ)。三冠を狙える位置につけているとはいえ、同じDHのライバルであるブレーブス・オズナ(打率.313、17本塁打、53打点)に打率以外では後れを取っているのだ。