なぜセ球団は交流戦に弱いのか…19回でパ球団V15回の「決定的な違い」
今季の交流戦最多タイとなる4失策の中日・高橋周、次点タイで3失策の広島・小園、ヤクルト・村上は、いずれもセの三塁手だ。打球の違いが、結果として数字に表れたとも言えよう。
「今季、セで球速150キロ以上をマークした投手は80数人だが、パは100人超。好投手の存在が打者を成長させるという面は間違いなくある。パは力と力の勝負という傾向もいまだにあり、打者は追い込まれても強くスイングする。結果、引っ張りの打球が多い。セは反対方向に流すケースが多いことも、打球の違いでしょう」(球界OB)
セ・パの「違い」が「差」となっているのが現状だ。セはそろそろ本腰を入れてパ対策をするべきか。
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記事本文中に登場する松田宣浩は以前、日刊ゲンダイに「最強ソフトバンクの真実」を独占激白してくれた。
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