絶好調ドジャース大谷が「エンゼルス解体」を加速させる…明日から移籍後初、古巣との2連戦
ワールドシリーズで指揮を執った経験のあるベテランのロン・ワシントン監督を新たに迎えながら、ポストシーズン進出が絶望的。地元メディアなどによれば、編成トップとして補強失敗を繰り返してきたペリー・ミナシアンGMは早くもチーム再建に舵を切るという。
7月末のトレード期限までに他球団の若手有望株を獲得し、今季で契約が切れる守護神エステベス(13セーブ)、4月末にホワイトソックスから移籍したピラー(打率.299)らの主力を放出するとみられる。ドジャース相手に連敗すれば、エ軍はアスレチックスと入れ替わって最下位転落の可能性もある。
大谷の好調なバットがチーム編成に問題がある古巣を粉々に粉砕しそうだ。
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そんな大谷に懸念されるのが「申告敬遠禍」だ。エ軍時代から試合終盤の好機で勝負を避けられるケースが多く、申告敬遠は21年20個(ア・リーグ最多)、22年14個(同3位)、23年21個(同2位)だった。今季はドジャースの強力打線の恩恵もあって、ここまでわずか1個と昨季までと比べて極端に少ないが、状況は「ある出来事」で一変、本塁打王争いにも影響が出かねない雲行きになっている。いったいなぜか。
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