ミスターも呆れ果てる? 巨人の変わらぬ「貧打地獄」…わずか5安打、完封負け回避が関の山
それにしても打てない。
リーグ戦再開となった21日、巨人はヤクルトに2-4で、今季12度目の完封負けを回避するのがやっとだった。
打線は1点を先制された初回、ヤクルトの先発・吉村から先頭の丸が左翼線二塁打で出塁したものの、岡本和らが打ち取られ、無得点に終わった。
結局、ズルズルと8回途中まで4安打無得点に抑えられた。最終回に長野の適時打で2点を返したものの、反撃もここまでだった。
前日20日には長嶋茂雄終身名誉監督(88)が一軍の全体練習が行われた東京ドームを訪れ、ナインにゲキを飛ばしたばかり。
車椅子でグラウンドに登場すると、旧知の坂本、丸、長野、岡本和、大城卓、立岡らに1時間ほど打撃指導を行い、長嶋氏は「みんなしっかり振っているし、これから打撃陣の状態は上がってくれるでしょう」とお墨付きを与えていた。長嶋氏の指導を受けた中では、長野が代打で結果を出し、丸と岡本和が安打を放ったものの、いざフタを開けてみると、わずか5安打の完敗である。