大谷が苦手克服、結果に表れた「劇的変化」…ナ・リーグ三冠王獲得なら1937年以来の快挙
昨年7月28日、タイガースとのダブルヘッダーの1試合目に「2番・投手」として完封勝利。その45分後に始まった2試合目も、休養を勧める首脳陣を制してスタメン出場。本塁打を2本放ちながら、けいれんを起こした。今季は投打の二刀流としてフル回転せずに済むのは何より大きい。
今季はただでさえ打者に専念するうえ、ベッツ不在が大きくプラスに作用し、三冠王に向けて視界良好。仮に三冠王獲得なら2012年のミゲル・カブレラ(タイガース)以来、ナ・リーグに限れば1937年のジョー・メドウィック(カージナルス)以来の快挙になる。