もう「草サッカーのレベル」なのに…キング・カズ「還暦プロサッカー選手」に現実味
そのオリヴェイレンセでの通算成績は公式戦10試合・無得点。もちろんチームに居残っても出番は減る一方。ゴールの可能性も限りなくゼロに近い。そこで今回のアトレチコ鈴鹿への移籍である。前出関係者がこう言う。
「カズが目指しているのは、少なくとも60歳までプレーし、世界でも類を見ない<還暦プロサッカー選手>になることです。ポルトガルの2部よりも格段にレベルの低いJFLでプレーし、プロ選手最年長出場記録を更新しながら、あわよくば最年長得点記録も更新し、サッカー界の歴史に名を残したいというのが、今回のアトレチコ鈴鹿への移籍の真相です」
三浦カズは日本代表として国際Aマッチ89試合に出場。レジェンド釜本邦茂氏の79得点に次ぐ歴代2位となる55得点をマーク。93年のJリーグ発足当時からプレーを続ける唯一の現役選手としてJ通算575試合・163得点を挙げている。
しかし、スーパーレジェンドは周囲の雑音などどこ吹く風。頭の中に「現役引退」の4文字は存在しないーー。