全英オープン日本勢大量8人“全滅”もある「惨敗データ」…2000年からトップ10入りわずか3人
こんな成績ならベスト10フィニッシュが少ないのは当然のこと。02年大会の丸山茂樹がトップに1打差でプレーオフに残れず5位に終わった以外は、06年谷原秀人5位、13年に初出場の松山が6位に入っただけ。00年から昨年まで、たったの3人しかいない。08年は7人が出場して予選通過はゼロだった。
近年は若手が急成長していると言われていても、海外メジャーで結果を出すのは容易ではない。
国内ツアーの「~全英への道~ミズノオープン」は、長年、今大会の国内選考会を兼ねており、昨年までは上位4人に与えられていた出場枠が、今年は3人に減り、「前年の賞金ランキング上位2人」や、「今季開幕戦から第7戦までの賞金ランキングトップ」の資格も消えた。その理由について全英を主催するR&Aの担当者は「より世界的なレベルにするため、(日本で減らした)枠は他の場所に移しました」と説明した。こんな成績では日本ツアーの優遇策は縮小の一途をたどるのではないか。
初日、首位に立ったのは6アンダーのブラウン(29=英国)。日本勢トップは1オーバーの川村だった。