飲酒喫煙でパリ五輪辞退の宮田笙子「現役続行」なら28年ロス大会メダル獲得があり得る根拠
近年は練習法や調整法に加え、医療体制が格段に進歩した。
世界レベルで活躍する体操選手の寿命が延び、今回のパリ五輪もバイルス(27)、スキナー(27)、東京五輪で跳馬金メダルのレベカ・アンドラデ(25=ブラジル)といった多くのベテラン選手が各国代表に名を連ねている。
体操に詳しいスポーツライターがこう言う。
「近年の体操の採点では大技よりも、一つ一つの技の精度、美しさが重視されています。以前のように力技は必要なくなったこともあり、20代半ばでも、10代の選手と互角に渡り合えるようになった。宮田は技の美しさと軽快さには定評があるだけに、ロス五輪に出場できればメダル取りは決して夢ではないでしょう」
円熟味を増した宮田はロスで汚名返上なるか。
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宮田は体操協会に対し、喫煙や飲酒は「各1度だけ」と話したというが、体操協会はとっくの昔から宮田の「違法行為」を把握していた可能性が浮上している。いったいどういうことか。
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