大谷が28年ロス五輪に出場意欲でも野球は完全消滅危機…クリケットに取って代わられる?

公開日: 更新日:

 国際オリンピック委員会は来年のIОC総会(ギリシャ)でブリスベン五輪の追加種目を決定する。世界の競技人口、人気度では野球をはるかに上回るクリケットは豪州でも盛んなだけに、ロス五輪に続いて採用される見込みだ。

 クリケットに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう言う。

「ブリスベン五輪組織委は、同市内にあるクリケット場に巨費を投じて改修を図るなど、実施に向けて熱心に動いています。英連邦を中心に盛んなクリケットの競技人口はバレーボール(5億人)、バスケットボール(4億5000万人)に続いて3億人で3位につけている。近年は米国でもインド系移民を中心に若者の支持を集めています。好景気に沸くインドマネーを取り込みたいIОCの思惑もあってクリケットが存続し、野球が行われるのはロス五輪が最後になるかもしれません」

 そんな中、IОCは現地23日、パリで総会を開き、コンピューターゲームの腕を競う新設大会「オリンピック・eスポーツ・ゲームズ」を来年、サウジアラビアで開催することを決めた。IОCは今後、実施するゲームの種類を、関係団体と協議するという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇