女子競歩個人種目を2人同時辞退で誹謗中傷騒ぎ…《陸連のせいでは?》東京五輪前にはサニブラウン選手らに個人種目制限案
「さらに柳井選手がXで陸連の発表直後に『今回、男女混合リレーに専念させて頂くことになりました。オリンピックで辞退するということはすごく贅沢だと思いますが、1本に集中してメダルを目指したいと思います』と投稿したのも炎上に繋がりました。この"贅沢"の記述に反応した人も多かったようです。選手側が誹謗中傷を受けないよう選手が個人でSNSの投稿をしなくていいように陸連が補足説明をするなどできることはあったでしょう」(スポーツ紙記者)
SNSでは《良い判断のように僕は思います。競歩は1レースごとによる身体へのダメージが大きい種目、さらにパリ五輪本番のレースでは暑さも予想されます》と賛成の意見も多かったが、否定の中には選手ではなく陸連を批判する投稿も少なくない。
《ええ、これ本人の意向なのか?》《混合リレー自体が今回初らしいけど短距離じゃあるまいし、なぜ日本陸連は個人とリレーの両方でエントリーさせたのか》
2人の選手が個人の出場を辞退したのが自身の意思ではなく陸連の要望ではないかと感じたファンの声も散見された。日本陸連は東京五輪の前にも、陸上男子短距離をめぐり強化委員長が「リレーの金メダルが期待されているので、個人種目は1種目にしてほしい」と制限案を出し、個人種目の表彰台を目指していたサニブラウン・ハキーム(25)らが「リレーは正直、二の次」と異論を唱え物議を醸した。