大谷「1番固定」ロバーツ監督のお墨付きで追い風に…打撃・盗塁データで適性ハッキリ
「ベッツ(31)は2番を打つよ。彼にはもう、話をした。ショウヘイは初球から試合を変える力があるからね」
ドジャースのロバーツ監督はこう言っている。
左手骨折で戦列離脱中のベッツは本来、1番打者。現在は大谷翔平(30)が1番を打っているものの、今月中旬にベッツが復帰して以降も「1番大谷」は動かさないということだ。
「正直、驚きましたね」と、特派員のひとりがこう続ける。
「大谷、ベッツ、フリーマン(34)の並びならジグザグ打線が組める。好調なテオスカー・ヘルナンデス(34)を4番に置くことで、打線はさらに厚みを増すしね。けれども、ロバーツ監督は以前、ベッツの打順に関して1番が合っていると話していた。チームリーダーでキャプテンのような存在のベッツをリードオフマンに起用することによって、チームの士気を高める意味があった。その立ち位置に大谷を置くのは、ベッツに代わるチームの顔、リーダーとして期待していることの表れですから」
並みいるスターを差し置いて、メジャーナンバーワンの人気球団のリーダーに抜擢されるーーフツーなら胃が痛くなるところだが、大谷はそういったタイプではない。