大谷に懸念される「エポックメーキングの反動」…イチロー、カブレラもポストシーズンで苦しんだ

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ドジャース投壊で負担はますます増える

 ドジャースはエース右腕グラスノー、サイ・ヤング賞3度のベテラン左腕カーショーら故障者が続出。山本由伸(26)は右肩腱板の炎症から復帰したものの、依然として先発、リリーフ陣ともに崩壊寸前だ。

 直近15日間でのチーム防御率5.02はダイヤモンドバックス(5.88)に次いでリーグワースト2位。レギュラーシーズン終盤は主力投手を休ませてポストシーズンに備えるのがド軍の常套手段とはいえ、代わって起用されている投手陣は目も当てられないありさまだ。

 今後も主力投手陣の復帰が遅れたり、不振が続くようなら、大谷ら打線の負担が増すのは必至。

「渡米1年目で故障明けの山本にフル稼働は期待できないため、カーショーらの復帰を待つしかありませんが、現状の顔ぶれでは心もとない。ポストシーズンでは投手陣が打ち込まれて、大谷が調子を掴む前にチームが敗退しても不思議ではありません。レギュラーシーズンの反動から、大谷は投手陣とともに敗退の戦犯になりかねません」(友成那智氏)

 大谷はポストシーズンのジンクスを覆せるか。

  ◇  ◇  ◇

 大谷ファンの審判も少なくない。実は、彼らによって大谷は「助けられている」という。いったいどういうことなのか。

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