ドジャース地区連覇なら大谷は「強制休養」の可能性…個人記録より“チーム世界一”が最優先
今季は昨年9月に右肘靭帯修復手術を受けたため、DH限定で起用されているとはいえ、休養はわずか2試合のみで、チーム最多の155試合に出場。707打席はレッドソックスのジャレン・デュラン外野手(28)の719に次いでメジャー2位だが、ナ・リーグではレッズのエリー・デラクルーズ内野手(22)の679を抑えてダントツ。同じDH限定で、本塁打争いのライバルであるブレーブス・オズナでさえ、667打席に留まっていることから、大谷がいかに打席に入っているかがわかる。
地区優勝決定後は、ポストシーズンに備えて主力を休ませるのがドジャースの常套手段。昨季は9月16日に地区優勝を決めると、ベッツ、フリーマン、スミス、マルチネス(現メッツ)らを交代で休ませている。
本塁打、打点(125)の二冠が濃厚な大谷。20年以来4年ぶりの世界一に向けて、個人記録よりも、チームの世界一が優先されそうだ。
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そんな大谷だが、ポストシーズンへの懸念点がある。この問題にイチローやカブレラ、ジャッジなどレジェンドたちも苦しめられたという。いったいどういうことか。大谷の「敵」とは。
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