大谷はNYの「気温」と「時差」に苦戦必至…17日から完全アウエーのメッツ3連戦
前日と真逆の展開になった。日本時間15日のドジャースとメッツのリーグ優勝決定シリーズの第2戦。二回までに6点を失ったドジャースがそのまま押し切られ、3-7で敗れて1勝1敗となった。14日の初戦は二回までに3点、四回までに6点を奪ったドジャースが9-0で先勝したが、メッツの逆襲にあった。
大谷翔平(30)は変則左腕のマナエアの変化球にタイミングが合わず、2三振を喫するなど3打数無安打。米メディアから「打撃を狂わされたかもしれない」と指摘する声が挙がる中、大谷らド軍ナインには「2つの敵」が待ち受ける。
「17日の第3戦から、決戦の舞台はロスからメッツの本拠地・ニューヨークに移りますが、まず挙げられるのが気候の問題です。ド軍はポストシーズンに入ってからの計7試合をいずれも温暖な西海岸で戦ってきた。ドジャー・スタジアムで行われたこの日のメッツ戦も最高気温21度、最低気温14度と快適でした。が、17日から戦うニューヨークの気温はこの日が最高13度、最低5度。ニューヨークで戦ったア・リーグ優勝決定シリーズのヤンキース対ガーディアンズの試合に足を運んだヤンキースタジアムの観客はニット帽をかぶり、審判は手袋をするなど完全に冬の様相です。ド軍ナインは気候への対応が求められます」(現地特派員)