急きょドラフト指名リスト入り「ダークホース」の名前 U18代表「上位候補4人衆」以外の逸材は?

公開日: 更新日:

 野球のU18アジア選手権(9月2日開幕=台湾)に臨む高校日本代表では、報徳学園(兵庫)のMAX151キロ右腕・今朝丸裕喜、東海大相模(神奈川)の198センチ左腕・藤田琉生、健大高崎(群馬)の強肩強打の捕手・箱山遥人、花咲徳栄(埼玉)の高校ナンバーワン遊撃手・石塚裕惺らが、今秋ドラフトでの上位指名が確実視されている。

「今朝丸、藤田、箱山、石塚の4人は夏の甲子園前から全12球団が上位候補としてリストアップしている選手。大きな故障でもしない限り、それぞれのチーム事情や補強ポイントで指名順位が上下することはあっても、U18アジア選手権の活躍などで評価が大きく変わることはありません」

 とは、在京セ・リーグ球団のスカウト。「問題は……」とこう続ける。

「甲子園での活躍とU18の代表入りで、急きょ、指名リスト入りした選手の判断です。今夏の優勝投手で、この日(28日)の大学日本代表との壮行試合に先発した京都国際の左腕・中崎琉生も正直、甲子園大会前はうちのリストには挙がっていなかった。この日も大学代表を相手に3回3安打1失点2三振と好投した彼は、大学進学を表明しているからいいのですが、今回の高校代表には同じようにここにきてドラフト候補に浮上した選手が何人かいる。上位指名候補ではないとはいえ、甲子園前まではノーマークだっただけに、データが足りない。例えば、甲子園で準優勝、この日の試合でスタメンマスクをかぶった関東一(東東京)の捕手・熊谷俊乃介あたりがそうです。強肩で打撃もシュア、決勝戦を含む5試合でわずか5失点(タイブレークを除く)に抑えたインサイドワークも評価を上げました」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俳優・山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    テレ朝ナスD“経費横領&パワハラ処分”に「見せしめ」の声も…家族団らん投稿の美人料理家妻に同情集まる

  4. 4

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  5. 5

    東原亜希の“黒帯バスローブ密会”乗り越えた「許す力」は佐々木希以上? 経済的自立も目指す強心臓とたくましさ

  1. 6

    料理研究家の森崎友紀 “本業”専念も恋愛は「年も年なので」

  2. 7

    兵庫県パワハラ知事に残った選択肢は「議会解散」のみ…多数派工作で延命図るか?味方は“情報漏洩3人組”のみ

  3. 8

    あす旧統一教会に解散命令か? N国党に急接近の不気味、タダでは転ばない悪あがき

  4. 9

    巨人の“アキレス腱”は絶対的セットアッパーが使えないこと…新助っ人キャベッジで外国人枠「満員」

  5. 10

    佐々木希が「芸能人格付けチェック」で"地雷キャラ"といじられ…夫・渡部建を捨てないもう1つの理由