男子バスケ代表“崩壊危機”は変わらない…八村塁騒動の渦中に渡辺雄太が熱弁火消しも確執消えず
「今こそ協会がリーダーシップを発揮しないと…」
大人の対応で株を上げた渡辺の会見を聞いたスポーツライターの津田俊樹氏は「元NBA選手の渡辺が自分の言葉で説明したことで、結果として八村、ホーバス監督、協会の3者を救いましたね」とこう続ける。
「最も助かったのは協会でしょう。普通はこういう会見を渡辺ではなく、協会トップの三屋裕子会長が開かないといけないはずです。いくらボタンのかけ違いがあったにせよ、八村があそこまで言うのは、よほどのこと。渡辺はホーバス体制を支持しましたが、他の選手は八村の意見を支持しているかもしれない。今こそ協会がリーダーシップを発揮しないと、代表やホーバス監督が選手にソッポを向かれ、代表が崩壊する危険性をはらんでいると思います」
渡辺は最後に「トムや塁とコミュニケーションをとりながら、これからの日本代表を良くしていこうとやっていくつもり。これ以上、大きくするのは避けてほしい」と強調したが、このまま沈静化、とはなりそうもない。
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渡辺が話したように、八村とホーバスHCは「不仲」だった。当騒動での発言だけではなく、“コート上”でも露骨なまでにその空気を振りまいていたという。いったいどういうことか。何が起きていたのか。
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