石川遼ら6人に可能性…賞金王になったらマスターズに行けるのか? 国内男子ツアーの世界的評価は下落
「大魚」とは、マスターズのことだ。日本ツアーの賞金王は、必ず翌年のマスターズに招待されるという決まりはないが、世界ランク50位に入っていなくても、ほとんどの選手には「切符」が届いている。
ある大会に関わっていたOBが言う。
「確かに日本ツアーの賞金王が必ずマスターズに招待されるわけではない。古くは1984年の前田新作がそうだし、2014年の小田孔明にも声がかからなかった。それでも日本の賞金王が優遇されるのは、マスターズを50年以上もテレビ放映しているTBSとの関係も大きい。世界的には評価は下がっているものの、日本ツアーはアジア諸国の中では確固たる地位を築いている。賞金王でもない石川遼を招待したときも、アジアのゴルフ界を意識していたし、それは今も変わらないでしょう。今年の賞金王も招待されると思います」
賞金王になれば夢の舞台が待っている──。
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国内男子ツアーは世界的な評価だけではなく、人気低迷ぶりも悲惨の一言に尽きる。日程は虫食い状態で録画放送がはびこり、コースは低レベル。なぜこんな事態に陥ったのか。いったい誰が「元凶」なのか。
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