千葉百音が初のフィギュアGPファイナルで2位! 26年ミラノ冬季五輪で“浅田真央超え”見えた
長らくフィギュア取材を続けるフリーランス記者の辛仁夏氏がこう言った。
「スケートのベースとなるものは全て身につけている選手です。幼少の頃から、基本を着実にマスターしたため、スケーティングは安定しています。ジャンプも目立った癖はなく、美しい上に高さもあって回転不足を取られにくい。女子の若手スケーターでは成長著しいひとりです」
千葉は今月19日開幕の全日本選手権(大阪)で坂本花織を抑えて新女王の座を狙い、来年3月の世界選手権(米・ボストン)での表彰台を目指す。
「26年ミラノ・コルティナ冬季五輪のプレシーズンに、世界の大舞台で結果を残した意味は大きい。国際試合の審判にスケーティングや表現力などのアピールに成功したからです。四大陸選手権(来年2月・ソウル)、世界選手権と続く国際大会で、さらに印象度を上げれば、ミラノ五輪での表彰台に近づくのではないか」(スケート記者)
「真央2世」どころか、初出場の五輪で「浅田超え」を果たす可能性もあるというのだ。