千葉百音が初のフィギュアGPファイナルで2位! 26年ミラノ冬季五輪で“浅田真央超え”見えた

公開日: 更新日:

 長らくフィギュア取材を続けるフリーランス記者の辛仁夏氏がこう言った。

「スケートのベースとなるものは全て身につけている選手です。幼少の頃から、基本を着実にマスターしたため、スケーティングは安定しています。ジャンプも目立った癖はなく、美しい上に高さもあって回転不足を取られにくい。女子の若手スケーターでは成長著しいひとりです」

 千葉は今月19日開幕の全日本選手権(大阪)で坂本花織を抑えて新女王の座を狙い、来年3月の世界選手権(米・ボストン)での表彰台を目指す。

「26年ミラノ・コルティナ冬季五輪のプレシーズンに、世界の大舞台で結果を残した意味は大きい。国際試合の審判にスケーティングや表現力などのアピールに成功したからです。四大陸選手権(来年2月・ソウル)、世界選手権と続く国際大会で、さらに印象度を上げれば、ミラノ五輪での表彰台に近づくのではないか」(スケート記者)

「真央2世」どころか、初出場の五輪で「浅田超え」を果たす可能性もあるというのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    ニデック永守重信会長の堪忍袋の緒が切れる? 「売上高4兆円」達成に不可欠な牧野フライスの買収が難航中

  3. 3

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    茨城県知事の異常な県政を朝日も毎日も報じない不思議…職員13人が自殺?重大事件じゃないか!

  1. 6

    立憲民主党の凋落は自民党以上に深刻…参院選改選組が国民民主党に露骨なスリ寄り

  2. 7

    小芝風花&松坂桃李は勝ち組、清野菜名は貧乏クジ…今期ドラマ「トップコート」所属俳優の泣き笑い

  3. 8

    阿部寛「滑舌問題」はクリアできそうだが…新日曜劇場『キャスター』で国民的俳優が試される“唯一の心配事”

  4. 9

    浜田雅功の休養の裏で着々と進む松本人志との"今夏ダウンダウン完全復帰計画"…プラットフォームに本腰

  5. 10

    誰トク?広がる地方私大の公立化…見送られた千葉科学大は「加計学園」が運営撤退も大学存続