サッカーW杯「日本単独開催」は夢のまた夢…拡大路線でもはや「共催」か「中東」の二者一択

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「26年の北中米大会は6月11日から7月19日の日程で行われるが、仮に単独開催でやろうとした場合、国家の一大事業として、<サッカー以外の機能を止めるくらいの覚悟>がないと、円滑には進まない。資金力もさることながら<国家を挙げて邁進することのできる社会体制>も不可欠です。FIFAはサッカー熱の高い中国、タイ、ベトナム、インドネシアなどのアジア勢、さらにUAEやバーレーンなどの中東勢にW杯出場のチャンスを与え、より一層のマーケットの拡大をもくろんでいる。出場国は38年大会以降、さらに増えるとみられている。日本が単独開催する機会は失われたとみるのが妥当です」

 日本は02年に韓国とW杯を共同開催した。招致レースが始まった段階では「日本の単独開催」が既定路線だったが、韓国サイドの猛烈な巻き返しによって、想定外の共催を受け入れざるを得なかったといわれる。

 中東以外のアジア初の単独開催を悲願とするJFA関係者は多いが、大会が肥大化の一途をたどる現状では、夢のまた夢だ。

  ◇  ◇  ◇

 ところで、絶好調の森保JでW杯本番に「背番号10」を付けるのは誰か。現時点で候補は久保含め3人。実力は拮抗していて、これから競争が激化していくとみられる。いま、チームで何が起きているのか。

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