巨人・岡本和真の大人の対応…メジャー挑戦「1年延期」は球団の懇願&年俸大幅増で手打ち
Xデーは今オフのはずだった。巨人の主砲・岡本和真(28)がメジャー挑戦をひとまず「封印」した。
海外FA権の取得は最短で2026年。メジャー挑戦には球団のポスティング容認が必要になるが当初は今オフに認められる公算が大きかった。
実際、4年ぶりにリーグ優勝を決めた9月28日の深夜に放送された日本テレビ系「Going! Sports&News」の中で生出演した坂本勇人が「和真がメジャー行っちゃうかもしれないし……」と漏らしたことで、水面下で球団とメジャー挑戦の話し合いが行われていることが表面化した。岡本はこの時、肯定も否定もしなかった。さる巨人OBが声を潜めてこう言った。
「リーグ優勝を奪回したこともあり、岡本のポスティングは認められると、チーム内で噂になっていた。岡本も代理人を決めて挑戦する気満々だった。それが、今季15勝の菅野が海外FA権を行使してメジャー挑戦することが判明し、風向きが変わった。菅野は海外FA権を使うから誰も止められない。球団としては、元エースと4番のダブル流出は避けたい。『事情が変わったから今オフは待ってくれ』と頼まれた。岡本は渋々納得したそうです」