最終候補3球団は佐々木朗希の“心身の脆弱”さを知っているのか…ロッテ時代「しっくりこない」で登板回避の仰天

公開日: 更新日:

 昨年のことだ。佐々木朗希(23)はシーズン中に2度、登録を抹消された。

 1度目は5月28日。4日前のソフトバンク戦で7回119球を投げ、5安打1失点で4勝目を挙げたものの、「上半身の疲労の回復が遅れているために大事を取った」と球団から発表された。

 6月8日の広島戦で復帰登板。6回1失点で勝利投手になったが、13日に「右上肢のコンディション不良」で再び登録を抹消された。

 ロッテOBがこう言った。

「肘の靱帯が損傷していればそれこそ一大事。さすがに球団も検査をしたのですが、どこにも異常は見つからなかったと聞きました。それなら、なぜ投げないのか気になるところですが、本人は『しっくりこないので』と言っていたそうです」

 いやはや、たまげた、オドロイタ。草野球ならともかく、投げるのが仕事のプロの投手で「しっくりこない」から投げない選手がいるとは……。

 代理人のジョエル・ウルフ氏は「これまでに肩を2度故障している」と言ったが、このOBによれば「肩を故障したこともないし、肘の靱帯はいまだ傷ひとつない」という。

 甲子園で活躍して高校からプロ入りした投手は肘の靱帯に傷のひとつやふたつはあって当然といわれるが、甲子園出場経験のない佐々木は2019年のドラフトでプロ入りした当時、肘の靱帯があまりにもきれいでスタッフを仰天させたという。

「佐々木は故障する以前に自分でブレーキを踏める。危機管理能力に優れている」とはメジャースカウトだが、「しっくりこない」という程度で投げないのだから、肩も肘も消耗するわけがない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    元フジ中野美奈子アナがテレビ出演で話題…"中居熱愛"イメージ払拭と政界進出の可能性

  4. 4

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  5. 5

    芸能界を去った中居正広氏と同じく白髪姿の小沢一敬…女性タレントが明かした近況

  1. 6

    中居正広氏と結託していた「B氏」の生態…チョコプラ松尾駿がものまねしていたコント動画が物議

  2. 7

    中居正広氏、石橋貴明に続く“セクハラ常習者”は戦々恐々 フジテレビ問題が日本版#MeToo運動へ

  3. 8

    中居正広氏が女子アナを狙い撃ちしたコンプレックスの深淵…ハイスペでなければ満たされない歪んだ欲望

  4. 9

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  5. 10

    SixTONES松村北斗 周回遅れデビューで花開いた「元崖っぷちアイドルの可能性」