最終候補3球団は佐々木朗希の“心身の脆弱”さを知っているのか…ロッテ時代「しっくりこない」で登板回避の仰天

公開日: 更新日:

「要するに心身とも、まだ子供」

 前出のOBがこう言った。

「昨年の開幕前、首脳陣は佐々木にクギを刺したそうです。これまでは自分中心でやってきたかもしれないが、これからはチームのことも考えなきゃダメだよとね。それに対して本人は分かりましたと納得したといいます。首脳陣はチームのことを考えた上で投げられないのであれば、本人の意思を尊重するしかないと判断したようです」

 そんなスタンスの佐々木に関して、「要するに心身とも、まだ子供なのです」と、別のロッテOBがこう続ける。

「佐々木は自分の状態が100%でなければ投げたくない。完璧な状態でないのに投げて結果が出なかったときに、周囲からアレコレ批判されるのが嫌なのでしょう」

 佐々木は今後、海を渡って以降も「しっくりこない」という理由で登板を自重するのだろうか。

 ポスティングシステムによるメジャー移籍を目指す佐々木の争奪戦は佳境に入った。

 米メディアによれば面談にこぎ着けたといわれる球団のうち、ヤンキース、メッツ、カブス、レンジャーズ、ジャイアンツが脱落。最終候補に残ったのはドジャース、パドレス、ブルージェイズだという。心身ともに脆弱というか、プロの投手らしからぬ佐々木のスタンスを3球団は把握しているのか、それでももろ手を挙げて歓迎するのか。勝利に向かって目の色を変える現場の首脳陣や同僚となるメジャーリーガーたちはよしとするのか。

 すでに25歳ルールによる契約期間に突入。交渉期限は日本時間24日午前7時。交渉はいよいよ大詰めだ。

  ◇  ◇  ◇

 そんな佐々木を巡り熾烈な争奪戦が繰り広げられているが、いったいなぜどの球団も「メジャーを確約しない」のか。実力やポテンシャルに不安があるからなのか。最終候補3球団のしたたかな「魂胆」とはーー。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  5. 5

    露呈された韓国芸能界の闇…“兵糧攻め”にあうNewJeansはアカウントを「mhdhh」に変更して徹底抗戦

  1. 6

    大阪万博ハプニング相次ぎ波乱の幕開け…帰宅困難者14万人の阿鼻叫喚、「並ばない」は看板倒れに

  2. 7

    大阪・関西万博“裏の見どころ”を公開!要注意の「激ヤバスポット」5選

  3. 8

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  4. 9

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  5. 10

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い