現役終盤36歳 巨人・坂本の最重要任務は「生え抜き後継育成」…注目株は共通点多数の高卒ドラ1
ともに外れ1位で入団、強肩強打の高卒大型遊撃手
ドラフト指名時に「格が違う。坂本勇人のような選手になって欲しい」と絶賛した阿部慎之助監督(45)は、石塚の早期一軍デビューについて「頑張ればゼロじゃない。良ければ1年目から使う」と否定していない。
さるチーム関係者がこう言った。
「球団は現役終盤に差しかかった坂本や、1年後にもメジャーに流出する可能性のある主砲・岡本の後継者になる生え抜きのスターを育てたい。石塚には高卒2年目の19歳で遊撃のレギュラーに定着した坂本の道を歩ませたい。遊撃のレギュラー候補1番手には、鉄壁の守備力を誇る3年目の門脇がいるのに、石塚をドラ1で指名したのは、坂本のような遊撃のスター選手を育てたいから。坂本と石塚は、外れ1位で入団した強肩強打の高卒大型遊撃手と共通点は多い。坂本は2年目に、打てない中でも守備力を買われてレギュラーになった。坂本には経験談など、多くのアドバイスを石塚に送ってもらいたいのです」
石塚は春のキャンプ二軍スタート。坂本はベテランのS班となっている。一軍の那覇移動前に、一、二軍若手主体の紅白戦も予定されており、活躍次第では飛び級昇格もあるかもしれない。この先、一軍か二軍で2人が絡んだ際には「坂本塾」が開かれそうだ。
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日刊ゲンダイで毎秋恒例の人気連載「ドラフト家庭の事情」(2024年版)では、巨人から石塚をピックアップ。両親が語った「英才教育」の中身とはどのようなものか。いかにして巨人の高卒ドラ1が誕生したのか。
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