カブス今永昇太は早期の契約延長へ…先発内定の日本開幕戦でドジャース強力打線封じなら可能性十分
今永昇太(31)が所属するカブスのバッテリー組が日本時間10日、アリゾナ州メサで他球団に先駆けてキャンプイン。
メジャー2年目を迎える今永はブルペン入りして投球練習を行うなど、精力的に汗を流して初日を終えた。鈴木誠也(30)も同地で自主トレを行い、15日の野手組のキャンプインに備えた。
今永は渡米1年目の昨季、29試合に登板し、15勝3敗、防御率2.91、174奪三振をマーク。勝ち星、防御率、奪三振数はチームトップだった。3月18、19日のドジャースとの日本開幕シリーズでは同じ左腕のジャスティン・スティール(29=昨季5勝5敗、防御率3.07)とともに登板が予定されている。昨季、ドジャースに対して2試合11回を投げ、1勝0敗、防御率2.45。大谷(5打数無安打1三振)、ベッツ(5打数無安打)、フリーマン(5打数1安打1三振)とMVPトリオに対しても相性は悪くなかった。キャンプ、オープン戦の仕上がり次第では、メジャー2年目で初の開幕投手に指名されても不思議ではない。
昨年1月、4年総額5300万ドル(約80億2300万円)で合意した今永の契約には、今季終了後、球団に選択権のあるオプションが盛り込まれている。球団がオプションを行使すれば、最大で5年8000万ドル(約121億円)の好条件を手にできる。